え! それって効くの? 2018.1.31

今日も、代理UPでお付き合い願いたいと思います。

助役さん 本日になっても 相変わらず 咳をしています。

ごゆっくりの朝食時間ではありましたが・・あまり食べれません・・・

これは病院行くしかないでしょ!

福も駅長を見上げています。

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駅長もそのほうが安心だし・・・

「熱は・・・? 」 「ちょっと あるみたい・・」

「ご飯食べたら病院へ行こう!」

「熱はかって?」 

超旧式の体温計を持ち出した・・・

脇の下に体温計をはさんだ・・・・

「体温がない・・・・・?」

それって!・・・死んでいるてことよ・・・  

「口に入れてみるは・・」

「か・かむなよ!」

「でたー  体温」

「7度5ぶ」  「けっこー あるじゃん」

もう一度病院に行くよう勧めたが・・・行かないという・・

「おじいちゃん スキーに行って その足で街で薬を買って来て」

え! スキーに行っていいの・・・?

今朝のこんなお山のお姿を見ていた駅長は・・・ 「今日もスキー日和だなー」 と思っていた。

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すでに気持ちは見透かされていたかも・・・・

「じゃ・ じゃ 3本だけ滑って、 薬を買ってすぐ帰ってくるよ!」

お薬手帳に自分の症状を書いてそれを手渡した。

「じゃ 買ってきて・・・・」 と言って寝床に戻った!

その姿を福が上目で見ていた。

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すぐ すぐ 帰るんだぞ!  という顔をして。


いそいそと軽トラをスキー場に向けた・・

今日は約束どうり3本で帰ろうと思った・・

道中・・滑るコースの手順を考えながら運転した。

スキー場に着くや否や真っ先に最上部までリフトを乗り継いで上がろうと・・・

そして・・

助役さんのブログを病床のベッドで楽しみに見ておられることも思い出した。

そうだ・・ゆっくりゆっくり最上部に向かうリフトからの景色はとても素晴らしい・・・

それを撮ろうと・・・ 




計画した通りに

最上部コースを2本

最上部から一気に駐車場まで1本滑って終わった。

十分堪能した。

それからすぐに軽トラで山を降りた。

今日はトンカツではなく 風邪の特効薬をめざして

目の前にバスが走っている・・・

昔はのろのろ走るバスはいらついたが・・・


今はこのスピードについてゆくのが気楽でいい・・

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後ろに突かれてもペースを乱さなくていいから・・・

のんびりと走っているといろいろ見渡せる・・あち こち!

ガソリンがないことに気がついた・・・・ 一メモリだけじゃん

福島の街の行きつけのスタンドにとびこんだ。

福ちゃんの好きなお兄さんがたってた。

おススメといわれても・・ワイパーか・・
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さてさて 急いでいながらゆるゆる走ってきた駅長・・

目的地に到着・・・・

 助役さんが処方箋を持っていく薬局に。
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店内に入ると・・店長が来客と対応中・・・・

助役さんのお薬手帳をバックから出し・・

後ろ手に組んで、きょろきょろと店内を歩き回った・・・

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こんなにたくさんの種類の中から風邪薬がどこにあるのか・・どれが効くのか分かるはずがない・・・

まだ・ まだ 店長 来客者と対応中・・・

駅長・・お薬手帳を持つ手をちょっと上げてみた・・・

背広を着た来客者は・・・業者さん???

来客者の方が駅長に気づいてくれた!

来客者は早々に店長に挨拶をして立ち去ってくれた。

「あのぉ~~。」

「風邪薬がほしいんですけど・・・」

「おたくの・・?」

「いえ・・助役の・・」

「・・・?????」

「症状はこれに書いてありますんで・・・」

「いつも・・ご利用ありがとうございます。」

「病院に行きたがらないもんで・・」

「たぶん インフルエンザではないと思いますが・・」

「普通~の・かぜ」 

「ふつーの・・・・??」  「はぁ!」

「そこに書いてある症状で、よく治る薬をお願いします。」

「これが・・いいと思いますよ・・」

「奥さんの症状だと・・」

「そうですか!!!」

「じゃあ・・それで・」

「1058円になります・・」

「え!・・・・・」 それって効くの?

持っていたクレジットカードを隠した。

店長に・・駅長の一瞬のしぐさで・・・

見透かされた!

「高価だから 効くってもんじゃありませんよ!」

「安くたって 効能はありますよ・・」

拍子抜けして、財布から現金をだした。


帰り道 #$&%$”! 

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帰り道・・・

これならよく効くと思いますよ と言われ・・  高価な薬を持っただけで・・・

治ってしまったように思うのは・・・駅長だけか!


薬を待つ家に着いた。

助役さんに

「お薬手帳を見せて、症状を分かってもらって買ってきたよ!」

「これがよく効くって!」

「3000円はしたでしょ・・・・?」

「そ・・そぉ~」

「それぐらいは、するわよねぇ~・・」

「・・・・・・・・・」

駅長・ポケットに手を突っ込んだ・・中に入っているレシートを手でまるめた!

そして 捨てた!

早速 助役さん その薬を・・信じて…飲んだ!

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先ほど 夕飯を食べた!

結構 食べている。

「食べれるようになった?」

「口の苦いのはとれたみたい・・・」

「そぉ~」

今朝使った旧型の体温計を口の中に入れている・・

「熱・・今朝と変わらないわ・・」

「・・・・・・・」

駅長・・ 薬の値段・・

 治るまでは絶対に言えないと思った!

                           駅長!

by kaida-poppoya | 2018-01-31 21:09 | Comments(0)