2009年 12月 05日
鍵の受け取りは9日となりました。
なんとか、雪で埋もれる前に、鍵が受け取れます。
イソップさん、有難うございます。
思えば、まったく我がまま夫婦にお付き合いいただきました。
主人は、私の長期旅行中に、8年も前になりますが、すでに、
厨房機材をオークションや中古品などで購入しておりました。
三十数年前に開店して以来、改装などで使わなかった照明器具、
友人から貰った水洗トイレ、今までの店から持ち込んだ薪ストーブ、
家具屋の庭先にほってあった食器棚。。。。。
イソップさんが、自分の思うとおりに!ではなく、
こちらのお財布事情から、上記のように横槍ばかりで、
造ってもらった家です。
イソップさんから送られた写真を添付します。
これからぼちぼち荷物の運び込みですか? 薪運びで大分お疲れでしょうに、無理をなさいませんように・・・
新しい生活が待っています。 落ち着かれるまでは しばらく掛かると
思いますが体調を整えて 楽しみながら こなして下さいませ。
人手の要るときは いつでも声を掛けてね。 私たちも楽しみに
待っています。
お店にあったストーブも もうすっかり新しい場所に馴染んで
主のような顔で 鎮座していますね。
開田に住む私達の”意味”は、ナンだろうと、
時々考えます。
一般の家庭だったら、別荘を持っていても世間にはあまり知られずに済みますね。
ところが、こうやって長年店をやって来て、それなりのお客様が居たと言うこと、そして、辞める事を言わなければならない状況となると、
一気に知れ渡るわけです。
「この年になったら、殆どは守りに入るのに良くやるね!」とエールをくれる人も居ますが、
「生意気な!」とか「優雅なこっちゃ!」と冷ややかに言葉を投げかける人も居ます。
事故から長時間の立ち仕事が出来なくなってきたこと、介護のうっぷんのはけ口が私達には必要なことなどは、解ってもらえません。
そのお金が使えました。
また、叔父の家に会った明治時代の箪笥、ネズミの刃にはかかっていましたが、解体寸前で、私達が拾い出しました。
今度の家には、主となって君臨するはずです。
そんな思いも込めた開田の家ですが、
それでも、生意気でしょうか?
優雅でしょうか?