2012年 11月 08日
11月8日、 その2 大正時代の ”御岳さま”
比較的、新しい感じの明り取り。。。?
なんと!
「暫くぶりに来てみたら、天井が落ちて、床に雪がどさっと。。。」
ということで、修復。
「上がりはな」と言いますが、湾曲して。。。遊び心が伺えます。
木の床の下は、貯蔵庫であったり、薪入れであったり。。。
そして、 ”嫁” の座る位置でもありました。。。
「これ、ナンだと思う?」
「お鍋を天井に。。。?」
二階の掘りごたつの灰とか火とかを入れるわけです!これも、
電気の配線はむき出しです。
庭の手入れまでは。。。ですね!
オーナーさんが笑いながら。。。「最近まで知らなかったけど、庭師がね!」
男石と女石。。。
子孫繁栄を願ってなんですね!
栃の木の一枚板のテーブルです。
囲炉裏の場所には、現在はブルーヒーターが。。。
ここは、本来の明り取り。
土間の左側は、元は「馬屋」
「山下家」、もそうですが、馬も家族、一緒に生活でした。。。
入った時の懐かしさ。。。
私の祖母の家も、こんな風になっていました。
この低めの踏み台は、50年前にオーナーの奥さんが嫁がれた時に、
花嫁衣裳では上に上がれないと、急遽、作ったとか。。。
この水車小屋の一部は、現在は傘立て。
水車の歯車を廊下にアレンジ。
ハシゴには、昔、布が巻かれていたのですが。。。
この古木、数年前に若芽が出てきたそうです。
喜んで、根本に肥をやったところ、
また、思い出したように、新芽が出たらいいですね。。。
オーナーさんは、お医者様。
昔は、二階で治療に当たられたようですが、
現在は、この入り口に、一まとめに。。。
レトロですね。。。。。
患者さんが待っていたベンチ。。。
今は、オーナーさん夫妻のプライベート空間ですが、
この階段の急なこと!
病気の人も、一段づつ登ったんですね。。。
当時は、手すりも無く。。。
待合室だった部屋の奥には、こんな立派な二部屋が。。。
この斬新さ!
”一富士、二鷹、三なすび” 初夢かのセリフにありますが。。。
鶴。。。
ふんだんに漆が使われていました。
窓からの景色です。
丸山観音さまの向こうには、”末川富士” 。。。
なるほど、富士山の形です!
真下の広いところは、一時はテニスコートに。。。
灯油ストーヴですが、暖炉の雰囲気。。。
カーテンが、こんなに近くていいのかしら?
ガラスが反射していますが、ホームステイしていたアメリカの学生さんが、
描いた玄関の様子です。
現在は、名の通った画家さんになっておられるようです。
これらは、奥さんの作品です。
。。。というわけで、
お二人の寝室まで!拝見でした。
そして、ナンと言っても、 ”圧巻” は、コレ!
大正時代の御岳さまです!
スキー場の傷も無く、現在のコナラちゃんや、ブルーベリーもありません!
この姿のままなら、今頃は ”世界遺産”
ナント! 頂きました! この写真。
ポッポ屋に飾りましたので、
ご覧くださいね!
この5名さまと、伊奈からの一名さまで、本日はオワリ。。。
駅長さんは、午後から多治見へ。。。
スタットレスタイヤの準備や、三味線の稽古です。
17日の発表会も控えています。
。。。と、こう書きながらも、気が気ではありませんでした!
駅長さんが、母君のところに寄る事になっていたのですが、
「何時に来るの?」「まだ、来ない。。。」などと、
何度かかって来たことか!
7時半、やっと現れたそうです。
これで、HO!。。。
”知床” ではありませんが、
親孝行か、子供孝行かは分かりませんが、。。。
一人暮らしをしているわけで、確かに現れるまでトイレもお風呂にも。。。
おまけに戸締りなども。。。
駅長さんが居ないとなると、私だって、いつもより厳重に戸締り!
では、オヤスミナサイ。
「つる屋」さんのおうちの中はまるで明治村みたいです。それと大正時代の開田村の写真。素朴で美しいです。どちらも感動してしまいました。
お二人は、 ”昔話” が、出来る人を ”優遇” !
また、機会があったら、是非!
木曽福島で開業ですが、木曜日が休診日で、
時々、ポッポ屋でランチもしていただいています。
夏になると、親類が全国からやって来て、
とても賑やか。。。
奥の家だけでも、七部屋ほどありました。
親類の ”核” の存在ですね!
それも、今のオーナーさんご夫婦が ”温かい” からなんでしょうね。。。。